「伝授式」瞑想法であるELM瞑想は、他の瞑想法(非伝授式)と比べて以下の特徴があります。
瞑想中、集中する必要がない
毎回、確実に瞑想状態になる
睡眠時よりも体が休まる
以上3つの「伝授式」瞑想法の特徴について、これから詳しく説明していきたいと思います。
瞑想中、集中する必要がない
一般的な瞑想法では、「自らの集中によって、外側に向けられた注意を内側へ向ける」ことを行います。(例)マインドフルネス瞑想等
それは「自分の集中力」によって、「瞑想をする」ことになります。
しかし、ELM瞑想では「自分の集中力」を使用しません。
なぜなら、伝授を受けることによって、瞑想が自動的に起こるようになるからです。
また、集中力を使わないことにより、仮にご自身のコンディションがあまり良い状態ではなかったとしても、自動的に瞑想状態に入ることができます。
伝授により受け取る「マントラ」、「ヤントラ」を使用することで瞑想が自動的に起こります。一般的な瞑想よりさらに深い瞑想状態を経験でき、あなたは無理なく日々の瞑想を続けられるようになるのです。
※「マントラ」、「ヤントラ」の意味については、こちらで簡単な説明をしていますのでご覧ください。
毎回、確実に瞑想状態になる
一般的な瞑想にトライしたときに耳にする話として、「瞑想がちゃんとできているか分からない」ということがあります。
そもそも、「瞑想状態」がどんな状態なのか分からないので、できたのだろうかと不安になってしまうことがあるようです。
ELM瞑想は「自分の集中力」を使用しないため、ご自身がどのような状態であっても、「マントラ」と「ヤントラ」が瞑想状態へと自動的に導いてくれます。
そのため、「毎回」「確実に」瞑想状態を経験することができます。
睡眠時よりも身体が休まる
ELM瞑想の特徴的な点は瞑想中に身体の代謝が下がることが挙げられます。瞑想を始めて数分後には普段よりも16%~20%代謝が低くなります。つまり、伝授式瞑想中は睡眠時よりも体が深く休息できるということです。
ここで、具体的な解説をご紹介します。
体という機械が高性能になり、効率的に動くようになるので、燃費も良くなるのです。酸素消費量を基に代謝率を測定すると、瞑想反応が始まってから数分後には代謝率が普段よりも16%~20%ほど低くなっていることが分かります。この数値は、瞑想反応中、私たちの代謝が最も深い眠りのときよりも低くなるということを示しています。
著書:超人生のススメ 量子的悟りのためのガイドブック 著者:Bob Fickes
このように、ELM瞑想中は睡眠時よりも身体が休まることが示されています。